UFO : カーク・ハメットの部屋

カーク・ハメットの趣味全開のページを作ってみた。

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カーク・ハメットが自分に影響を与えた5大ギタリストの1人として挙げる、マイケル・シェンカーが在籍していたバンドとしても知られる。※ちなみに、その他の4人のギタリストはジミ・ヘンドリックス、ゲイリー・ムーア、エディ・ヴァン・ヘイレン、スティーヴ・レイ・ヴォーン

1969年、フィル・モグ（vo）、ミック・ボルトン（g）、ピート・ウェイ（b）が在籍していた前身バンドHocus Pocusにアンディ・パーカー（ds）が加入。バンド名をUFOに改名したバンドは地元ロンドンのクラブ・シーンで頭角をあらわすと、1970年にマイナーレーベルのビーコン（Beacon）と契約、デビューアルバム『UFO 1』をリリースする。翌71年9月には日比谷野外音楽堂にて初来日公演を果たす。（このライヴの模様は後に『UFO Live』として1972年リリース。）『UFO 1』、2ndアルバム『UFO 2／フライング』とともにシングル曲が日本（「C'mon Everybody」）やドイツ（「Prince Kajuku」）でヒットする。

しかし地元イギリスでの人気に火がつかないなか、西欧諸国でのツアー中にミック・ボルトンが幾度か演奏直線に失踪する事態が起こっていた。来日公演直後のドイツ公演では前座で出演していたスコーピオンズのルドルフ・シェンカーに頼み、弟のマイケル・シェンカーに代役を担ってもらっていた。ミック・ボルトンが正式に脱退するとバーニー・マースデンらを経てマイケル・シェンカーが正式に加入する。この編成でメジャーレーベル、クリサリス（Chrysalis）と契約すると、1974年『現象』を発表。ギターワーク中心のハード・ロック路線は功を奏し、地元イギリスでも好評を博す。

1975年発表の『フォース・イット』でキーボードをゲストプレイヤーで導入していたが、専任メンバーとしてダニー・ペイロネル（key）を加入させる。翌76年『ノー・ヘヴィ・ペッティング』でアレンジの幅を広げた。サウンド面の相違からペイロネルを解雇するとポール・レイモンド（key,g）を加入させる。6thアルバム『新たなる殺意』でアメリカでもブレイク。続けての『宇宙征服』、ライヴアルバム『Strangers In The Night』と合わせ黄金期を迎える。

順風満帆かと思われたが、筋金入りのアルコール中毒であるフィル・モグと英語がしゃべれないマイケル・シェンカーとの関係がすでに悪化しており、マイケルは前任者同様、失踪を繰り返していた。ついにマイケルがスコーピオンズに復帰する形で脱退してしまう。バンドは後任にポール・チャップマンを加入させ最悪の事態を乗り切ると2度目の来日公演を果たす。1980年、『ヘヴィ・メタル・エクスペリエンス』を発表後、その年のレディング・フェスティヴァルでトリを務める。キーボード・プレイヤーがニール・カーターに代わってからも『ワイルド/ウィリング/イノセント』、『メカニックス』と力作を発表するも、その後ベーシストが次々と入れ替わり不安定な編成とセールス不振により1983年解散する。再びフィル・モグ主導で新メンバーによる再始動をするも商業的な成功を収めることができず、再び解散の憂き目に会う。

1992年、フィル・モグとピート・ウェイの和解により、UFOは再々始動。『High Stakes & Dangerous Men』を発表後、『Strangers In The Night』の編成で再結成を果たす。再びマイケル脱退でモグ／ウェイ名義のアルバムをリリースする中断期があったものの『ウォーク・オン・ウォーター』、『聖約』、『シャークス』と3枚のアルバムをリリースする。しかしやはりマイケルが離脱。バンドは新たにヴィニー・ムーアを加え、現在も精力的に活動を続けている。

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