ディープ・パープル : カーク・ハメットの部屋

カーク・ハメットの趣味全開のページを作ってみた。

HOME　>　音楽 > ディープ・パープル

メタリカのなかではラーズ・ウルリッヒがリッチー・ブラックモアの大ファンということが知られているが、ギタリストのカーク・ハメットにとっても大きな存在である。メタリカとしてもファンクラブのTシャツ1998年版のデザインで「Deep Purple In Rock」のジャケをパロディ化したり、定番曲「Smoke On The Water」の一部をLive中に披露したりするなど影響がうかがえる。

第一期

発起人クリス・カーティスによりジョン・ロード（kbd）、リッチー・ブラックモア（g）らが集まり、前身バンドのラウンドアバウトがロンドンで結成されたことから始まる。その後クリスが脱退、オーディションでロッド・エヴァンス（vo）、イアン・ペイス（ds）、ジョン・ロードの紹介でニック・シンパー（b）が加入し、第一期のメンバーが固まる。1968年『ハッシュ』でアルバムデビュー。シングル「Hush」のヒットにより、バンドとして順調なスタートを切った。ロード主導のもと『詩人タリエシンの世界』、『ディープ・パープル III』と立て続けにアルバムを発表するも、メンバー間での対立が激化し、エヴァンスとシンパーが脱退。さらに所属レコード会社が倒産したが、大手のワーナー・ブラザーズ・レコードと契約し大きな足がかりを得ることとなる。

第二期

リッチー・ブラックモアの旧友の紹介でイアン・ギラン（vo）、同行していたロジャー・グローヴァー（b）が加入。陣容が固まるとオーケストラとの共演をおさめた『ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ』を発表。一方、クラシック志向に辟易していたブラックモアはジョン・ロードから主導権を譲り受けてハード・ロック志向の『ディープ・パープル・イン・ロック』を発表。プロモーション用に発表したシングル「Black Night」とともにヒットし、ハード・ロック・バンドとして認知される。続く『ファイアボール』でもハード・ロック志向を継続。さらに『マシン・ヘッド』でアメリカでの人気を決定付けた。1972年には初来日公演が行われ、その模様が収録された『ライヴ・イン・ジャパン』も好評を得る。しかし『紫の肖像』発表に前後してツアーによる困憊、メンバー間の不和によりギラン、グローヴァーが脱退する。

第三期

そこで以前から目をつけていたグレン・ヒューズ（b,vo）を説得の末、加入させたバンドはさらに数千のデモテープのなかから当時無名のデイヴィッド・カヴァデール（vo）の起用を決めた。２人のヴォーカルという形で作られた『紫の炎』はメンバー納得の出来で商業的に成功した。しかし、『嵐の使者』の頃より、バンドの方向性にメンバー間で亀裂が生じ中心メンバーであるブラックモアが脱退してしまう。

第四期以降

カヴァーデイルの推薦により、アメリカ人のトミー・ボーリン（g）が加入。『カム・テイスト・ザ・バンド』を発表し、新たな可能性を見せるもヒューズとボーリンのドラッグ禍もあり内部分裂。1976年7月に解散が発表された。そして8年の空白期間を経て第二期のメンバーがそれぞれ所属していたバンドを抜けて再結成を果たす。1984年、『パーフェクト・ストレンジャーズ』発表を皮切りにワールド・ツアーを実施。しかし、ツアー中にギランとブラックモアが対立。『ハウス・オブ・ブルー・ライト』を発表するもギランが追放の憂き目に会う。その後、元レインボーのジョー・リン・ターナー（vo）が加入したかと思えば三たびギランが復帰し『紫の聖戦』をリリース。再びブラックモアが脱退するとジョー・サトリアーニ（g）が加入するなど混迷を深めた。94年にスティーヴ・モーズ（g）が加入してからは陣容は安定し、その後引退を表明したジョン・ロードに代わりドン・エイリー（kbd）が加入し現在に至る。

ディープ・パープル : カーク・ハメットの部屋

第一期

第二期

第三期

第四期以降

Highway Star