トークセッション : FearFestEviL2014 : カーク・ハメットの部屋

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トークセッション

THERE GOES TOKYO!!!

「THERE GOES TOKYO!!!」と名付けられた円谷関係者のトークセッション。参加者は初代ウルトラマンの「中の人(スーツアクター)」、古谷敏さんとゴジラの「中の人」、中島春雄さん。トークセッションはフェス2日目だったので油断していたら、初日から「Kirk's Crypt」の片隅でサイン&撮影会をやっていました。というわけでさっそく2ショット写真を。後でわかったことですが、お二人とも自分たちと同じホテルに宿泊してました。

ウルトラマンの古谷さんとウルトラマンの古谷さんと
ゴジラの中島さんとゴジラの中島さんと
ゴジラにも絡まれるゴジラにも絡まれる

フェス2日目、15:30から中島さん、古谷さんと間に通訳の方を挟んでトークセッション開始。初日にお会いしたときには物静かな印象だったゴジラの「中の人」中島さんですが、トークセッションになると饒舌トークが炸裂!(笑)撮影での苦労話を聞かれて、「3本も首があるヤツ(キングギドラ)がいるでしょ・・・そういうの相手にすると・・・相手が動けないんだよね。だから、やりあおうにもやりあえない。そうなるとゴジラがやられる設定だと、ひとりで向かっていって、ひとりで勝手にやられなきゃならないんだよね。」とか円谷監督とのエピソードで「監督は直接俳優を怒ったりしないんだけど、俺にだけ言うんだよね。『あいつはダメだ』とか『次は使わない』とかね。怖かったねぇ。」みたいなオトボケ回答に場内が爆笑の渦に(通訳さんもユーモアセンス抜群で、ニュアンスをうまく伝えていてGJでした)。日本語で内容も分かったし、現地の反応が良すぎてこちらまで嬉しくなりました。他にも最初のゴジラの着ぐるみは100キロほどあってとてもキツかったという話や熱い演技論などを話してくれました。

一方、ウルトラマンの「中の人」古谷さん。トークセッション前に背広の下にウルトラマンのカラータイマーを仕込むところまで見せてくれました。(終盤にはちゃんと赤くなってました(笑))古谷さんは当時の日本人としては背が高かったため、ウルトラマン役に抜擢されたけど、嫌で嫌で正式な辞令を受けないためにスタジオを何週間か逃げ回り、最終的には観念したというエピソードや中島さんがウルトラマンの相手となる怪獣役を演じたときは先輩をやっつけることができて気持ちよかったという話で爆笑を誘っていました。いわゆる3分と呼ばれているあのウルトラマンの戦闘シーンを撮影するのに丸1週間かかったそうで、苦労したのは溺れそうになりながらも水中で撮影したときという話も聴くことができました。(自分も何か質問しようと思ったけど、先に同じ質問をされてしまって断念しました・・・)

00j_tsuburaya04.jpg熱弁の中島さんとカラータイマー光る古谷さん
唐突に乱入してきたゴジラ唐突に乱入してきたゴジラ
スペシウム光線まで仕込むとは!(笑スペシウム光線まで仕込むとは!(笑
目線ください!(必死)目線ください!(必死)

SPEAKING IN THE KEY OF HORROR

「SPEAKING IN THE KEY OF HORROR」と名付けられたホラー好きのカークとゲストミュージシャンによるトークセッション。フェス2日目、予定時刻の18:00からやや押して開始。当初は司会にスコット・イアン(ANTHRAX)が予定されていましたが、なぜか当日出演キャンセル。前日のホラー・メイクで長時間じっとしていたから疲れたんじゃないかと推測(笑)。参加予定だったケリー・キング(SLAYER)も開始時間に現れず、地下フロアでサイン会をしていたドイル(ex-MISFITS)ことドイル・ヴォルフガング・フォン・フランケンシュタインが急遽参加。スコットの代わりの司会を立てて、カーク、スラッシュ(ex-GUNS N' ROSES、ex-VELVET REVOLVER)、ドイルのパネラー3人で始まりました。

そしてしばらくすると、ケリーが登場。聴衆のなかには「SLAYER!」と叫ぶ声も(笑)はっきり言って、喋ってる内容はほとんどわからず(苦笑)。スラッシュやドイルにいたってはほとんど何も聞き取れませんでした(泣)。数少ない聞き取れた部分は、、、演じてみたいモンスターをきかれて、ケリーが映画「セブン」のケヴィン・スペイシーの役と答えたところ。ケリーはこの映画がお気に入りだそうです。カークは同じ質問に「ジャイアント・バグ(巨大な虫)」と答えると、円谷トークを見ていたとおぼしき聴衆から「ジャイアント・モスラ!」とガヤが入って「また東京を這ってみたいね」みたいな切り返しをしてました。そして映画監督になってリメイクしたい映画をきかれて、カークが「Re-Animator!」と自身のお気に入り映画を即答。一方、ケリーは「俺は映画監督にはなれない。ヘヴィミュージックを作るのが俺の仕事だからな!ガハハ!」みたいな回答をして聴衆を沸かせていました(笑)。あまり変わり映えのない写真ですが、これだけのメンツが一同に会すのはめったにないということで、ざっくりご紹介。

このトークセッションに関しては遅刻してきたケリーが一番目立っていました。終盤には聴衆から質問を受け付けていましたが、質問者が女性と分かった瞬間、ケリーがサングラスをずらして肉眼で容姿を確認しようとしていたところを目撃し「さすが肉食男子は違うぜ!」と思ったのはここだけの話(笑)。トーク終了後、ケリーはラジオやテレビの取材を受けていて、終わったら写真撮らせてくれるかなぁと待っていましたが、いつまでたっても終わらないのであきらめました(泣)

マジかよ!スコット!マジかよ!スコット!
代役はこの方(誰?)代役はこの方(誰?)
パネラー3人で開始パネラー3人で開始
カーク、のけぞるカーク、のけぞる
スラッシュ、ボソボソ喋るスラッシュ、ボソボソ喋る
遅刻したケリーも参加遅刻したケリーも参加
身振り手振り大きい身振り手振り大きい
ケリー前のめりケリー前のめり
ケリーご機嫌ケリーご機嫌
カーク、しばし思案カーク、しばし思案
ケリー発言がツボに入るケリー発言がツボに入る
質問者の女性を肉眼チェック質問者の女性を肉眼チェック
トーク終了後の取材トーク終了後の取材
お漏らしみたいなことにお漏らしみたいなことに
撮り忘れていた一枚撮り忘れていた一枚